●文様編 「クイズに挑戦! 幸せを呼ぶ“吉祥文様”を知っていますか?」

 

着物や帯の柄には、開運や長寿、繁栄を願う、縁起のよい文様が数多くあります。 

「吉祥文様(きっしょうもんよう)」と呼ばれる、これらの文様は日本の豊かな自然や文化から生まれたもの。意味や由来を知れば、着物がますます身近になります。 

3つのクイズ、あなたはいくつわかりますか?さあ、挑戦してみましょう! 

 

第1問 

画像の文様のなまえは、「宝繋ぎ」「亀甲(きっこう)」のどちら? 

答えは、「亀甲文様」です。 

亀甲とは亀の甲羅のこと。正六角形を繋いだパターンは、亀の甲羅を表現しています。亀は万年生きるとされる長寿の象徴。金運が良くなる文様とも言われており、大変縁起の良い柄なのです。 

 

 

第2問 

古事記に「不老不死の理想郷“常世国”の植物」と記された、長寿を願う文様はどれ? 

 

 

答えは②「橘」です。 

橘とは、古来日本でみかんを指し、『古事記』に不老長寿の理想郷に自生する植物として登場します。冬でも緑を絶やさない常緑樹であることから、繁栄の象徴ともいわれています。 

「朝顔」「鉄線」は、どちらも夏の植物文様。蔓を伸ばして、しっかりと絡みつく姿から、恋愛成就や夫婦円満を願う文様とされます。

 

 

第3問 

魔除けとして身につけていたい文様は右と左のどっち? 

  

答えは、右。 

この模様は、魚や蛇の鱗に形が似ていることから「鱗(うろこ)文様」と呼ばれます。 

三角形には魔除けの力があるとされ、また鱗は身を守るためのものであることから魔除け、厄除けとして用いられてきました。脱皮を繰り返す蛇は生命力の象徴であり、「再生」の意味もあります。 

左は「立湧(たてわく)文様」。平安時代に貴族の装束として使われ、運気を上げる文様として愛されてきました。 

 

いかがでしたか? 

吉祥文様は現代にも通じる、幸せを届けてくれる開運モチーフ。身近に置いて運気アップを願いましょう。 

参考文献  「きものの文様」(世界文化社)、「きもの文様図鑑」(平凡社)